茶飲み友達
私はなんか知らんけど、子どものころから、
自分が年寄りになった時のことをよく考えていたのである。
わりと切ないことや、不安になることも考えているんだけど、
子どものころから楽しみにしていることは、
年寄りになって、友人と茶を飲むことである。
私には、年寄りになった時の茶飲み友達になりたい。と思う人が何人かいる。
だから、その人が長生きすればいいと思っている。
それを言ったことがある人もいて、
言われたほうもなんも気にしてなくて覚えてないと思うけど、
私は地味にそれを楽しみにしていたりする。
今は、どうやねん。って話にもなるんだけど、
今は、今で違うことを考えている。
ラッキーなことに、私には家族ができたので、
共に暮らしていると、腹の立つことも多い。
でも、そういうのも、まあ、いいんちゃう?と思っている。
ふと、一人になった時とか、恐ろしい孤独感と心細さを感じるときがあるんだけど、
今は、家族がいるので、そういうのも、一瞬で消える。
もし、一人ぼっちで暮らしていたら、どうしてたんだろうなあと思う。
やってないので、わからない。
おばあちゃんは、夫がホームに入ってて、自分は家でいるけど、
そういうのって、寂しくないのかなあ、
私がふと感じる心細さに押しつぶされそうにならないのかなあ。
と、思うんだけど、聞けない。
茶飲み友達の楽しみもあるし、
まだ子どもも小さいから、
まだ、先の話。ってことにしとこう。